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オリンピックのゴルフ女子選手が好きなジュエリー


皆さんは『誕生石』という考え方を一度は聞いたことがありますよね。例えば9月生まれの人は美しいブルーのサファイアなど、プレゼントジュエリーを選ぶ時にには誕生石を基準に宝石を選んでいるという人も多いのではないでしょうか?もちろん、誕生石だからと言ってその宝石が好みの宝石とは言えないものですが、何か特別感がある宝石として他の宝石より注目してしまうものですよね。しかし、この誕生石というものは誰が決めているものなのでしょうか?
一般的に日本国内で知れ渡っている誕生石は、1912年に米国宝石全国組合が制定したものを基準に、珊瑚や翡翠など日本国内独自の宝石を追加して1952年に制定されたものです。もちろんこれは、マーケティング目的で宝石商が定めたものなのです。
今回は、そんな誕生石について、何を基準に決まられているのか詳しくみていきたいと思います。

そもそも誕生石の起源は?
011現在、誕生石の起源として言われているものは何だと思いますか?実は、これは18世紀のポーランドで、移住してきたユダヤ人の宝石商が行った仕掛けが今の誕生石につながったのだと言われています。この時に参考にされたものは、世界で最も売れた本と言われる『聖書』の中の一説です。ファッション ネックレス聖書には、200か所以上の石の話が登場しており、この中に誕生石の起源となるお話は2か所あります。それは、『ユダヤ教の高僧が着用した胸飾りに12種類の宝石が使用されていた』というのと、『聖都エルサレムの城壁にある12の門にそれぞれ別の宝石が配置されていた』というお話で。ここから12種類の宝石が選ばれ、当時のポーランドの情勢と合わせて聖書に由来する誕生石は非常に受け入れられやすかったため、広がったと言われています。

星座石という考えもあるんです!
colorful誕生石というものは、月区切りで宝石をさだめ、生まれた月によって『誕生石』を決めるという考えですよね。しかし、世の中には『星座石』と言われる考えもあり、これは、生まれた日で区切られている星座ごとに決められた宝石があるというものです。日本では誕生石のほうが圧倒的に知名度が高いものですが、こちらも知っておくと面白いかもしれませんね!
以下に誕生石と星座石を一覧で紹介してみましょう。

誕生月誕生石星座星座石
1月ガーネット山羊座(12月22日~1月19日)縞メノウ、モリオン、黒電気石、黒真珠、黒珊瑚
2月アメシスト水瓶座(1月20日~2月19日)トルコ石、アクアマリン、鷹の目石
3月アクアマリン魚座(2月20日~3月20日)アメシスト、オパール
4月ダイヤモンド牡羊座(3月21日~4月20日)ルビー、紅玉髄、赤色オパール
5月エメラルド牡牛座(4月21日~5月21日)エメラルド、ヒスイ、淡色サファイア、淡色メノウ、薔薇石英
6月ムーンストーン、真珠ふたご座(5月22日~6月21日)オパール、鷹の目石
7月ルビー蟹座(6月22日~7月22日)ダイヤモンド、水晶、真珠、ムーンストーン
8月ペリドット獅子座(7月23日~8月22日)シトリン、黄金琥珀、太陽石
9月サファイア乙女座(8月23日~9月22日)オパール、鷹の目石、メノウ
10月トルマリン天秤座(9月23日~10月23日)ヒスイ、淡色サファイア、淡色メノウ、薔薇石英
11月トパーズ蠍座(10月24日~11月22日)オパール、ブラッドストーン、ざくろ石、アメシスト
12月ターコイズ射手座(11月23日~12月21日)青金石、サファイア
こう見てみると、誕生石と星座石は大きく異なるのがわかりますね。しかし、考え自体では星座石のほうがかなり古く、星座と関連する宝石が結びつけられたのは15世紀~17世紀のヨーロッパだったそうです。
ただし、誕生石にしても星座石にしても基本的な考え方は、その人の安全を願う『お守り』的なものだったそうですね。自分の力ではどうにもできない事柄に対して、神秘的な美しさを持つ宝石のパワーが力を貸してくれるのではないかという考えは何となく理解できますね。


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